今年は夏の酷暑、クマの出没、台風による風水害など、私たちの生活を脅かす出来事が数多く起きています。
ないえ福祉会でも、大雨による被害を想定した風水害対策訓練を毎年行っています。
本体施設・すまっしゅ・グループホームの各事業所が連携を取り、災害時の動きを確認していきます。
まずは情報収集、気象庁や北海道開発局のホームページで大雨避難状況などの情報を集めます。

同時進行で施設内外の人員確認、本体施設周辺の状況なども見て回ります。

大雨による奈井江川の増水を想定し、グループホームから入居者さんの避難要請の連絡が入り、すまっしゅと連携して本体施設での受入れ準備を行います。
土嚢の作成と設置、緊急時用トイレ・簡易テントの設営を行います。

受入れ準備も整い、グループホーム入居者の皆さんも避難されてきました。

この日は雨の中での訓練となりました。実際の災害は天候を選ばず起こるものですので、より現実に近い形で行うことができたのではないでしょうか。
「もしも」の時にどう動くか、実際に体験しながら学ぶことで、防災の大切さを改めて感じました。
事業所同士で連携を図りながら、これからも利用者の皆さんの安心・安全な暮らしを支えていきます！