- グループホーム
管理者 挨拶
みどり荘の誕生は私が就職する2年前。社会人一年目から何かと携わらせていただき、考える、やってみる、立ち止まってみる、突き進もう、泣ける!、笑った!!と一緒に成長してきた長いお付き合いの愛すべき事業所です。入居者は5人でスタートして、今や8倍を超える大きな事業となってエネルギッシュな毎日を過ごしています。
「地域の中で、自分が希望する生活をする」普通のことなのに当たり前ではなかった時代から、一歩一歩前進して、地域の中で活躍もしながら、ペースを保ち発見や挑戦を楽しんで理想の生活を追い求めている入居者さんと、引っ張られるように夢中になって動いている支援員とで日々はあっという間に過ぎてゆきます。
現在、ホームは6棟あり、大半の入居者は当法人が運営する日中活動支援事業所へ通っておりますが、一般就労されている方や他法人の事業所へ通われている方もおります。多くの入居者は入所施設から地域移行された皆さんで、長く一緒に過ごしている旧友の関係にあり、時にライバル心を燃やしたり、協力して何かを成し遂げたり、憤慨して主張し合ったり‥と色々ありますが、振り返れば楽しい生活なのではないかと感じます。サテライトを利用して単身生活へ選んだ方もあり、ステップアップの気持ちを忘れず、できることは自分でする、できないことはできるように工夫してみよう、希望をもって生活しようを皆で心掛けており、法人内の各事業と連携しながら地域での暮らしを永くサポートできるよう取り組んでおります。
時間は流れ、グループホームでの生活が難しくなるケースも増えてきましたが、別れと出会いを繰り返しながら、共に生活することを楽しみ、時々譲り合い、たくさんの思いやりをもって、お一人お一人が自分らしく暮らせるように力を尽くして参ります。
管理者 高橋 麻由子